中高年からのフランス語

南仏在住の日本人サラリーマンによるフランス語の便利フレーズ備忘録.実際に会話で使った,使いたかったフレーズを書き綴っていきます.

フランス語「季節(春夏秋冬)」に付く前置詞,春だけ違う?

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フランス語「季節に付く前置詞」

日常会話で季節の話は必ず出てきますよね.

私も友人と話していて,日本の春は・・・とか,フランスの夏は・・・なんてよく話題に出します.

本記事は、そのときに気を付ける,季節に付く前置詞に関する記事です.

はじめに注意点を挙げると、季節に付く前置詞は春夏秋冬,全て共通というわけではありません。

以下、例文を用いて、季節に付く前置詞に何を選んだらよいかを説明したいと思います。

 

 

春だけ「au」,他(夏秋冬)は「en」

なぜなんでしょう・・・春だけ違う。でもそうなんです.春だけ「au」,他は「en」.例文としては,

 

[例文:春]

On est déjà au printemps.
オン エ デジャ オウ プランタン
今はもう春です

 

[例文:春以外]

Nous sommes en hiver.
ヌ ソム オニベール
今は冬です

 

最初見たとき,なんで?と思いました.慣れるまですごく違和感でした.これに関しては,なんで?と考えずそういうものだと覚えたほうが得策です.

 

それから上の例文で用いている"On est ~~","Nous sommes ~~"で「今は~~(時間・時期)」と表現できます.これもよく使うので覚えましょう.

 

他の例文

[例文1]

Il fait très humide en été.
イル フェ トれ ユミッドゥ オネテ
夏はとても湿度が高い

 

[例文2]

Nous visitons à la compagne en plein été.
ヌ ヴィズィトン ア ラ カンパーニュ オン プラン ネテ
私たちは真夏に田舎へ訪れる

※ en plein été = 真夏に、夏の盛りに

 

[例文3]

Les jours diminuent en automne.
レ ジュー ディミニュ ノトンヌ
秋は日が短くなる

 

まとめ

季節に関する表現は会話の中で必ず使うので是非覚えましょう。