中高年からのフランス語

南仏在住の日本人サラリーマンによるフランス語の便利フレーズ備忘録.実際に会話で使った,使いたかったフレーズを書き綴っていきます.

de plus:「そのうえ、さらに、なお」のフランス語表現【使い方・意味】

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de plus の使い方・意味

フランス語で、読みやすい文章を書くコツとして、

文と文を繋ぐ接続詞を上手く使えるかどうか

が挙げられます。

 

これはDELFのProduction écriteなどを経験した方は強く共感してもらえるはずです。

 

その接続詞の中で

そのうえ、さらに、なお

という表現は最も使われるものの一つなのではないでしょうか。

 

本記事では、その使える接続詞「そのうえ、さらに、なお」のフランス語表現を紹介します。

  • de plus 
    ドゥ プリュス
    そのうえ、さらに、なお

 

以下、例文を用いて具体的な使い方を紹介します。

 

 

de plus を用いた例文

[例文1]

Il était fatigué et de plus il avait faim.
イレテ(il était) ファティゲ エ ドゥ プリュス イラベ(il avait) ファム
彼は疲れていた,そのうえ,お腹も減っていた

 

[例文2]

De plus, elle s'interroge sur le date de la fête.
ドゥ プリュス エレ サンテろジュ シュー ル ダット ドゥ ラ フェット
さらに,彼女はそのお祭りの日程に疑問を持っていた

 

en plus(オン プリュス)も同じ意味、同じ使い方

同じ「そのうえ」を意味するフランス語表現として、「en plus」も挙げられます。

意味も使い方も同じです。

例文を挙げると、

 

[例文3]

Il est intelligent et en plus il est un beau garçon.
イレ タンテリジョン エ オン プリュス イレ アン ボー ギャるソン
彼は頭がいい、そのうえ、ハンサムだ

 

plusを用いた他の表現

plusを用いた表現はいくつか存在します。

以下、そのうちのいくつかを紹介します。

  • en plus de qc/qn = 〜に加えて、〜のうえに
  • encore plus = さらになお
  • pas plus = それ以上はだめ
  • plus ou moins = 多かれ少なかれ

 

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プリュス?プリュ? 読み方に注意

本記事で紹介した「de plus」は「ドゥ プリュス」と発音します。

最後の「ス」を発音します

しかし、比較級などで使われる場合、例えば以下の場合は「plus = プリュ」と発音します。

 

[例文4]

Il est plus jeune que moi.
イレ プリュ ジュンヌ ク モワ
彼は私よりも若い

 

つまり最後の「ス」は発音しません。

注意しましょう。

 

まとめ

文と文を繋ぐときに使える表現を紹介しました.

ただ文を並べるだけだと単調になってしまいますので,こういった接続詞を使うことで読みやすく,リズムのある文章を作ってきましょう.