本記事では日常会話で良く使うであろう、以下のような表現のフランス語を紹介します。
- もし~だったら、・・していたのに
- もし~だったらなぁ
これは「事実とは違うこと」を話すときの表現です。
つまり、現実になってほしいことや希望を言いたいときに使います。
以下、この表現の使い方(文法)と、この表現を用いた例文を紹介します。
【文法】 「もし〜なら、・・なのになぁ」のフランス語表現
この「もし〜なら、・・なのになぁ」という表現をフランス語で言うには、以下の構文を使います。
Si + 主語 + 動詞の半過去、主語 + 条件法
みんな苦手な条件法が出てきてしまいました(笑)
ただ、この表現を覚えると、日常会話で大活躍します。がんばりましょう!
「Si + 主語 + 動詞の半過去、主語 + 条件法」を用いた例文
[例文1]
Si j'avais plus d'argent, j'achèterais une voiture.
スィ ジャヴェ プリュ ダるション、ジァシェトれ ユヌ ヴォアチューる
= もしもっとお金があったら、車を買うのに
(実際はお金が無くて車が買えない)
[例文2]
Si tu étais plus grand, ce complet t'irait bien.
スィ チュ エテ プリュ グろン、ス コンプレ ティれ ビヤン
= もし君がもっと背が高ければ、このスーツが似合うのに
(実際は背が低くて、似合わない)
[例文3]
Si tu étais célibataire, je te donnerais un randez-vous.
スィ チュ エテ セリバテーる、ジュ トゥ ドヌれ アン らンデヴ
= もし君が独身なら、デートに誘うのに
(実際は独身ではない)
[例文4]
S'il faisait beau, on sortirait.
シル フゼ ボー、オン ソるティれ
= もし天気が良ければ、出かけるのに
(実際は天気が悪い)
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上の句のみ「もし~だったらなぁ。。」でも使える
構文の前半部分だけでも会話で使うことができます。
(その場合、条件法を使わなくて良いので気が楽ですよね・・←この考えだといつまでたってもフランス語が話せない(笑))
例文を見てみましょう。
[例文5]
Si j'avais du temps libre...
スィ ジャヴェ デュ トン リーブる...
= もっと時間があったらなぁ。。
[例文6]
Si j'étais encore jeune...
スィ ジェテ ゾンコー ジュヌ...
= もし、まだもっと若かったらなぁ。。
これらの表現が載っている参考書
本記事で紹介したような、会話でめちゃめちゃ使える表現をたくさん載せている参考書はこちら。
わたしはこの参考書を、まだフランスに来て間もないころ(全然しゃべれない頃)に暗記するほど繰り返しました。その結果、フランス人との会話でかなり言葉を返すことができるようになりました!
この本のおかげで、こうして今もフランスで生活できているといっても過言ではありません(笑)。
まとめ
重ねますが、本記事で紹介した「もし〜なら、・・なのになぁ」は会話の中でかなり重宝します。是非覚えて、会話のレベルを1ランクアップさせましょう。