文法書に必ずと言って良いほど出てくるこの表現.みんな知ってると思うのですが,フランス人の会話を聞いていると,本当にたくさんこの表現が出てきます.そして「未来形」,「過去形」で使われていることが多いです.ですので時制も含めてマスターしておくといいですね.原型は以下の形です。
-
[原形] il faut + 不定詞
イル フォ
~しなければならない
これを未来形,過去形にして使うことが多いので、本記事では、
- il fautの未来形「il faudra」:
(これから)〜しなければならない - il fautの過去形「il a fallu」:
〜しなければならなかった
を用いた例文を紹介し、具体的な使い方をお見せします。
【基礎】il faut を用いたフランス語表現
まずは原形のil fautについて、もし使い方に不安がある方がいらっしゃいましたら、以下の記事を参照してください。以下の記事ではil fautを用いた例文をたくさん紹介しています。復習がてらにも見ることをおすすめします。
<未来形> il faudra を使った例文
冒頭で説明した通り、il faut の未来形は以下のようになります。
- il faudra
イル フォドラ
(これから)〜しなければならない
[例文1]
Il faudra faire attention.
イル フォドラ フェーる アトンション
気をつけなきゃね
[例文2]
Désormais, Il faudra être plus prudent.
デソルメ、イル フォドラ エートル プリュ プリュドン
今後はもっと慎重にしなければなりません.
例文の中で使われた重要表現
désormais(デゾルメ):今後は,from now on
pludent(プリュダン):慎重な,careful
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<過去形> il a fallu を使った例文
冒頭で説明したとおり、il faut の過去形は以下のようになります。
- il a fallu
イラ ファリュ
〜しなければならなかった
[例文3]
Il a fallu chercher un emploi.
イラ ファリュ シェルシェ アン エンプロワ
職を探さなければならなかった.
ちなみにこの「il faut」は後に名詞を持ってくることで「~が必要である」という意味になります.例としては
[例文4]
Il m'a fallu beaucoup de temps pour faire mon devoir.
イル マ ファリュ ボクー ドゥ トン プー フェーる モン ドゥボワーる
宿題を済ますのにたくさんの時間が必要だった(たくさん時間がかかった)