「もしよろしければ~しましょうか?」,
この表現は全世界で使われていると思います.
さらに,仲のいい友人はもちろん,初めて会った人に対しても,誰にでも用いる表現ですよね.フランス語では以下のような言い方をします.
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si vous voulez
シ ヴ ヴレ
もしよろしければ
以下、例文を紹介します。
Si vous voule を用いた例文
[例文1]
Si vous voulez, allons-y ensemble.
シ ヴ ヴレ、 アロン-ズィ アンサンブル
もしよろしければ一緒に行きませんか?
[例文2]
Je vous accompagnerai jusqu'à l'entreprise, si vous voulez.
ジュ ヴ アコンパニエれ ジュスカ ロンタるプリーズ、 シ ヴ ヴレ
よければ会社まで送りましょうか?
上の例文にあるように,si vous voulezは文の先頭にも最後にも付けることができます.
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親しい間柄では「si tu veux」を使う
みなさんご存知だと思いますが,「あなた」を表すフランス語には2種類,vousとtuがあります.
使い分けとしてはvousがより丁寧で,
tuはよりフレンドリーな関係のときに使います.
上の例文ではvousを使ったものを紹介しましたが,もちろん,tuに置き換えることが可能です.その場合には以下のようになります。
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si tu veux
シ チュ ヴ
もしよろしければ
また、会話している人同士がコンテキストを理解していて,「もしよければ」という言葉だけでよければ,「Si vous voulez (si tu veux).」と言うだけでよいです.
例えば,
A: Je peux me servir de ta voiture demain?
ジュ プ ム セるビィ ドゥ タ ヴォワチュー(る) ドゥマン
明日,(自分のではなく)君の車を使ってもいい?B: Si tu veux.
シ チュ ヴ
いいよ(君が望むなら)
といった具合に,「車を使っていいよ」という表現が省略されていますが,こっちのほうがより自然に感じますよね.すごく便利な表現です.
似ているフランス語表現
これと似たものとして「あなたのお好きなように」という表現も本ブログで紹介しています.
まとめ
フランス語会話の中で必ず使う表現ですので、自然に口から出るくらいまで練習して覚えましょう。