中高年からのフランス語

南仏在住の日本人サラリーマンによるフランス語の便利フレーズ備忘録.実際に会話で使った,使いたかったフレーズを書き綴っていきます.

【仏語表現】どっちが~?:lequel / laquelle ~?の使い分け

フランス語表現:lequelとlaquelleの使い分け

フランス語表現:lequelとlaquelleの使い分け

本記事は「どっちが空き?」とか「どっちがお買い得?」などと、

「どちらが~?」と質問するときのフランス語表現を紹介します。

 

具体的には「lequel / laquelle」という単語を使います

  • lequel / laquelle 
    ルケル / ラケル
    どちらが~?

 

以下、解説と例文を用いて使い方を紹介します。

 

 

lequel / laquelleの使い分け

lequel と laquelle は、単語の先頭「le」と「la」をご覧いただくとわかるように、

後に男性名詞が来るか、女性名詞が来るかによって使い分けます。

 

以下の例文でも紹介していますが、

  • あなたの旦那様(男性)はどちらですか?→ lequel
  • 君の恋人(女性)はどっち?→laquelle

という具合に使い分けます。

 

lequel / laquelle を使った例文

[例文1]

Lequel est votre mari ?
ルケル エ ヴォートル マリ?
どちらがあなたの旦那ですか?

 

[例文2]

Laquelle est ta petite amie ?
ラケル エ タ プティットゥ アミ?
どちらが君の恋人(女性)なの?

※amieは女性名詞なので、lequel ではなく laquelle を使う

 

plus や moins を使って、「どちらがより~?」と質問する

「どちらが安いですか?」とか「どちらが小さいですか?」と質問するときは、

lequel / laquelleに加えて「plus」や「moins」を使います

 

具体的には以下のような例文があります

[例文3]

Lequel est bon marché ?
ルケル エ ボン マるシェ?
どっちがお買い得ですか?

 

[例文4]

Lequel est moins cher ?
ルケル エ モワン シェーる?
どちらがより高くない(=安い)ですか?

 

「être」以外の動詞とも組み合わせて使える

もちろん、être以外の動詞とも組み合わせて使えます。

使い方の例として、以下のような例文を用意しました。

 

[例文5]

Lequel tu veux manger ?
ルケル チュ ブ モンジェ?
どっちを食べたいの?

 

[例文6]

Lequel tu vas boire, le vin ou la bière ?
ルケル チュ ヴァ ボワーる、ル ヴァン ウ ラ ビエーる?
君はどっちを飲む?ワイン?それともビール?

 

[例文7]

Lequel tu as choisi?
ルケル チュ ア ショワジ?
君はどっちを選んだの?

 

当然、これらの例文のように過去形や助動詞と組み合わせても使うことができます。

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まとめ

会話で良く出てきます。私の場合はフランス人の友人と飲みにいったりするときにこの表現を使って質問されたりしました。

必須の表現ですので、聞いてわかるだけでなく自分でも使えるようにしましょう。